この駄女神に輝ける変身を!
自分が以前から構想していた「宴会芸で披露する新技として(変身ヒロインの変身シーンっぽい物)を披露するこのすばのアクア様」というシチュエーションのSSを作ってみました。
※キャラ崩壊の可能性があるので注意
カズマ「・・・ってまた部屋のドア半開きじゃねえかよ・・・って、アイツは何やってんだ・・・?」
カズマの屋敷内にあるアクアの部屋。本人の性格なのかドアが半開きになって就寝する時もあり、カズマはそっとドアを閉めようとする。
ドアの隙間を見ると、そこには変な振り付けなのか何なのかすら全く分からない珍妙な踊りを青いジャージ姿で一人練習しているアクアの姿があった。
アクア「よーし・・・ポーズはこれでよしっと」
元々「宴会芸」スキルに磨きをかけ多くの人々に自分の芸を見せる事への努力と執念だけは怠らなかったアクアだった。そして自分の宴会芸の更なる高みを目指すために今までになかったような新技を模索していたアクアに、数日前カズマはある助言をした。
それは「自分がかつていた世界にも(変身して邪悪な魔物や怪物と戦う俗に美〇女戦士とか魔法少女と呼ばれる系統のアークプリースト)が存在した」という、カズマの生前の世界に存在したアニメ作品での出来事をさぞ実際にいた存在のように話したことであった。
「ハッハッハッ、またまた御冗談を~♪」と信じることもなく茶化したような態度を毎度のごとく取ったアクアであったが、カズマは念波で手のひらからまるで映写機のようにある映像を得意げに映して見せた。
アクア「う・・・嘘・・・ッ!?」
カズマ「フッ♪水を自在に操れるのがお前だけだと思ったか駄女神~?」
そこに映ったのは、魔法具のような変身アイテムから水を呼び出しその水をまるでリボンのようにして手足や胴体に巻き付け、それが服装に変化して変身するという某マー〇ュリーの変身であった。
↓この変身。
カズマ自身はその世代ではなかったが、動画やらなにやらで見たことがあり思春期の時に見てしまったせいかその光景を鮮明に覚えていたためその光景を映し出すことができたのであった。
それを見たアクアは「これよこれ!!」と言わんばかりに思いついた。
「宴会芸でジャージの姿でまず現れてから、あの変身のように自分がいつもしている服装に着替える」という構想である。
誰もいない部屋で一人、髪をポニーテールに変えリハーサルを始めるアクア。
アクア「はいどうも~♪今回は新たなる新技を引き連れてまいりました~!」
それなりの前口上を始めたアクア。早速本題に入る。
アクア「大いなる水の波動と共に、花鳥風月が咲きほこらん。今この私の思いと願い(以下省略)聖なる光よ!私に力を!!」
アクアは自分の持っている杖を振りかざす。すると杖の先端の花のつぼみが開きそこから水が噴出し始めた。それと同時にアクアの全身は見えてはいけない部分にちょうど光が放たれ、服が溶けるように消えた上に髪も解けて大幅に伸び一糸まとわぬ姿となった。宴会芸に命を懸けるゆえに羞恥といった心を捨てた覚悟がそこにはあった。
↓こんな感じの姿と髪の長さ
水は帯状になり、まず腕から指先にかけてリボンのように水が巻き付き水は服の袖に変貌した。
↓こんなぐわいに巻き付く感じ
次に足のつま先から太ももまで水のリボンを、まるで見せびらかすような表情とポーズで巻き付かせリボンをブーツに変質させた。
↓こういう感じに巻き付く。
↓手足に巻き付ける時のポーズや表情はこういう感じ。
https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=64748474
そして眩しい光の放っている胸元や股間など、胴体にもリボンは巻き付く。
↓こんなぐわいに巻き付く感じ
↓その時の体のアングルはや表情はこういう感じ
https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=29927351
そして、服装の変身が完了すると髪型がカズマがいつも見かける輪っかのような物が付いてる髪型となり、青い羽衣を最後にまとい全ての変身が完了した。
↓この服装と髪型。
https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=61023477
アクア「愛と平和をこの大地に、聖なる水と光をあなたに!この花鳥風月が、全ての人に幸福をもたらしますように!!」
決め台詞を言い終ったと同時に自分の十八番といえる扇子による花鳥風月をしながら決めポーズを取るアクア。その姿は、たとえ性格がねじ曲がっていたとしても「アクシズ教の御神体にして、水を司る女神」である貫禄と精神に満ちていた。
↓変身完了時の決めポーズ(両手には扇子をもってそこから花鳥風月のように水が出ている)
アクア「ようし・・・こんな感じかしらねぇ・・・さてと、そろそろ寝ますかっ」
一瞬で寝巻きに着替え、そのままベッドに横になるアクア。
一方その光景を一部始終見ていたカズマは、鼻血をだして見事にアクアの部屋の前に嬉しそうな顔をしながら倒れこんでいた。
翌朝、自分の部屋のドアの前に倒れていたカズマを見たアクアと責められるカズマの悲鳴と絶叫がこだました事は言うまでもない。
その後この変身芸によってアクアは「巷の話題の美少女変身プリースト」として(名誉か不名誉なのかは別として)名を馳せるわけだが、それはまた別の機会の話という事で。