viva! 3dri fruit!!(ビバ!ドライ・フルーツ!!) Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!版プリズマイリヤ仮想変身シーン
↑プリズマイリヤドライでの、イリヤちゃん本人の明確な変身シーンがこの一瞬のみ(ぬいぐるみ化した状態での変身シーンはあったけどあれは例外扱いで)だったので、「実は、イリヤちゃんがこれまでの変身とは全く違う自分の意思とは違う変身シーンが起きてイリヤちゃん自身が不穏な気持ちになりながらプリズマイリヤになったのでは」という考えがあったので、
ちょっとドライ版のプリズマイリヤの変身シーンを想像してみました。
突如現れ、自分たちに向かって攻撃をしてきた謎の存在。
それに対処するためすぐさま変身をするイリヤ。
プリズマイリヤへの変身はこれまで何度も行っており常に自分と愛用のステッキであるマジカルルビーのイメージ通りの変身を行ってきたイリヤであり、今回も緊急の変身ではあったが今まで通りの変身をするつもりであった。
いつも通りに光に包まれたうえに服が消えて、いつもの通りにきちんと現れる服装を装着する・・・はずだった。
イリヤ「え、嘘!?どうしてこんな・・・!!」
たしかに光に包まれ、服も消えてイリヤの体は一糸まとわぬ姿になった。
だが直後に装着されるはずの手袋が全く現れない。
するとイリヤの胸元や両腕の甲、太ももに今まで見たことのない翠色の丸型のアクセサリーがその姿を現したのである。
イリヤ「なんなのこれ!?ルビー!こんな変身今までやった事も見たことないけど、これ・・・ルビーのイタズラじゃないの!?ねぇ!!?」
マジカルルビー「し、知りませんよこんなの!!イリヤさんがまた邪な妄想をしてしまったからとかじゃないんですか!!?」
イリヤ「そんな訳ないでしょッッ!!ってうわあっっ!!体が・・・熱い!!」
丸型のアクセサリーの周囲から突如としてピンク色のラバー物質が溢れかえり、
ラバー物質はイリヤの腕や指先、胸や尻を含めた胴体、太ももからつま先までの足全体を覆いつくし、それらは今までに無かったピンク色のラバースーツのような姿に変貌していく。
↓こんな感じにサクセサリーが現れて、ラバー物質が覆う感じ。
↓ラバー素材が全身を覆った状態の服装のイメージ。
マジカルルビー「大丈夫ですかイリヤさん!!」
イリヤ「全然大丈夫くないッ!!体中からネバネバした感じのやつが溢れてきてなんか見たことない服になっちゃったよぉ!」
マジカルルビー「こ、これは!このピンクの物体はイリヤさんの全身から分泌されたものです!この物体自体もすごい魔力をもってるみたいなんですけど、今のイリヤさんの全身からも、ものすごい魔力が溢れています!!」
イリヤ「こんな時に冷静に解説しないで!!なんでそんな事になってるの!!?」
マジカルルビー「何もかもが初めての事で皆目見当がつきませえええええん!!!」
イリヤ「人の事を魔法少女にしておいて、そんなの無責任だよおおお!!!」
イリヤの全身からあふれる魔力の勢いでまともな神経ではいられないマジカルルビーとイリヤ。
そして、イリヤの全身を覆ったラバースーツはジュプジュプと生々しくも卑猥な雰囲気の漂う音を立てながら、プリズマイリヤがいつも着ているピンク調の手袋やブーツ、ドレスにその姿を変えていった。
イリヤ「な、なにこの感じ・・・すっごくヌメヌメして気持ち悪い・・・それになんか妙に皮膚が引っ付いてる感じがする・・・ッ!」
まるでピンクの粘液が形状を変質して自分の服装に変貌するという光景はいつものきらびやかな変身とはかけ離れており、小学5年生のイリヤにとっては気色悪い以外の何物でもなかった。
さらにピンクのラバースーツや自分の体から放出される強大な魔力のせいで今のイリヤはだたひたすら不快感が襲っていた。
そしてイリヤの体を覆ったラバースーツはイリヤ自身の体をギュギュギュときつく締めあげながら、その姿をプリズマイリヤが普段着ているドレスに変貌させていった。
イリヤ「い、一体何なのこの変身!?体中がすごく締め付けられてる・・・ッッ!!」
マジカルルビー「ああ!!このままではイリヤさんの体が!!・・・あっ!こ、これは!!?」
今まで見たこともないようなピンクの粘液が今までイリヤが変身して着ていたピンクのドレスやブーツ、白い手袋に変質していく光景にわが目を疑うマジカルルビー。
今まで普通にやってきた変身する力のコントロールが全くできなくなり、得体のしれない物体に全身を締めつけられ困惑と苦しみに満ちたイリヤ。
ドサッ!
そして、イリヤの周りの光が消えプリズマイリヤに変身を完了したイリヤは地面に転げ落ちる。変身中イリヤの胸元や両腕の甲、太ももから現れた翠色の丸型のアクセサリーは、変身後その姿を消していた。
↓この姿に変身。
イリヤ「あいててて・・・・」
マジカルルビー「だ、大丈夫ですかイリヤさん!?」
イリヤ「な、なんとかね・・・そ、それよりも美遊を助けないと!!」
自分や美遊に向かって突如急襲してきた見知らぬ敵に対処するため、今までの変身とは違った変身をした事実を気に留める暇もなく戦うイリヤ。
だが・・・この異形の変身が後々イリヤの身に訪れるとてつもない異変の始まりに過ぎなかったことを、この時のイリヤは気づく余地もなかった。